あとがき
長編1・長編2 完結致しました。 ここまで読んでくださった皆様には感謝の言葉もございません。
ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました!
この話を考えたのは、どうにもアッシュとルークが可哀想でならなかったからです。
虐待に等しい人体実験を受け親にも認めてもらえなかった子供が、誘拐され、辛酸を舐め、マインドコントロールされて他人を信用する事が出来るか?・・・無理です。
何も知らせないよう育てられた愛されなかった子供が、いきなり外に連れ出され、常識的な態度を取れるか? ・・・無理です。足し算も知らない幼児に二次関数解けと言ってる様なもんです。
癇癪起こすのは当たり前だし、親のような存在に縋ってしまうのも当たり前です。
そして全てに背を向けられたルークは、人の顔色を伺い、その望みどおりに行動しようとする哀れな子供になってしまったと私は感じました。(あくまで個人的な見解ですが)
ここまで酷い傷を心に負ってしまったアッシュとルークが、ただ周りが行動を『見ている』だけでトラウマを解消する事は、ありえないと思ったのです。
二人を全力で守り、慈しみ、心を支える存在が欲しかった。その願いがシリウスになりました。
長編1を書いていた時、いくらプロットを練ってもどうにもならない問題がありました。
大爆発です。どう考えてもうまく行かなかった。それで長編2を書きました。
どうせならとことん幸せにしてやろうと、あんな感じになってしまいました(笑)
ヴァン、嫌いじゃないんです。少なくとも同行者よりずっと好きです。
彼も人を信じる事の出来なかった子供の成れの果てだと思ってるので、ついでに幸せになってもらいました。ヴァンはヘタレなくらいが幸せだと思います(笑)
妄想・捏造過多の長いお話に、ここまでお付き合いくださいました皆様に、感謝を捧げます。
ありがとうございました。
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